ごめん

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私は、紅音さんといろいろ話した。 この前すれ違ったとき、他の男の人と歩っていたこととか、お兄ちゃんのこととか…。 紅音さんは私が一生懸命話すことが余りに馬鹿らしくて笑ってばかりだった。 しばらくして、お兄ちゃんが戻って来た。 今までにない私と紅音さんの話しぶりに、お兄ちゃんは驚いていた。 『何があったの??』 とお兄ちゃんが聞いてくるけど、乙女の秘密。 私と紅音さんはライバルながら仲良くなった。 気づけばお昼の時間になり、私とお兄ちゃんは紅音さんを駅まで送りに行った。 勿論、お兄ちゃんは真ん中で私と紅音さんに挟まれている感じ。 駅までつくと、紅音さんは 『悠希またね♥』 と言い、 『凛ちゃん!!負けないから!!』 と言って改札口を抜けていった。
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