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(=゜ω゜)ノ四月…
父は心筋梗塞の発作が起きて
三日後に他界した
もう…10年から前かぁ
(´・`)
発作の起きる五日前に
釣り好きな父は
防波堤迄釣りに
行っていた
父は昔から
釣りが大好きだった
父は、主人にも
私が付き合っていた頃から釣りを勧めていたっけ…
一人っ子の私は女だから
父は 嬉しかった様子だ
けれど 彼は
残念乍 あまり釣りは好きになれず
付き合い程度
必ず 私が一緒でないと行きたい様子もなく
無理強いは 楽しくない
それでも父は満足様子~♪
o(^-^)o
話しは横道に逸れたね…
<(__)>
そう亡くなる五日前だった
友人と父は釣りに行き…
その日は あいにくと防波堤の釣り人達は
父以外 誰一人として釣りあげた者は
いなかった!と
父亡き後に
一緒に行った父の友人より聞かされた…
「お父さんはな、必死やったで!
もう、ムリそうやから帰ろう~と言っても、もう少し待ってくれ!と。
なんで、そんなに必死になるのか?
不思議やったが…
○○ちゃんに
食わしたかったんやなぁ(T_T)
オヤッサンだけが
釣り上げよって
回り、びっくりしとったで~
自分の命 もうないのをオヤッサン…分かっとったんやろな。
これは○○○に
食わしてやるんや~o(^-^)o
と、えらい嬉しそうに帰ってきたんやで~(T_T)」
私も中学から知っている父の友人でもあるおっちゃんが涙ながらに通夜の晩 話して下さった…
。゜(゜´Д`゜)゜。
あの日…今でも鮮やかに覚えている
○○○ほら!
釣れたぞ~ヽ(⌒▽⌒*)
割合デカイ魚を一匹
(o‘∀‘o) 大きいやん♪
でも いつもは大漁やのに
今日は珍しく少ないねんな~?
言う私に
父は台所で魚を捌き乍
(´Д`)
何言ってんだ~
今日はシケ強くてな~
回りは誰も釣れてないのに父ちゃんだけが釣れたんやぞ-☆
と、父は子供みたいに嬉しそうな様子。
(^_^)そうやったん
良かったやんかぁ~♪
でも一匹だけなら
父さん食べたら いいのに~
(゜o゜)\(-_-)
痩せて来ている父の背を
日頃 心配な私は話す
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