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「ああ、悪い『遊戯(ユウギ)』」
明日と呼ばれた青年が扉の前から退くと全く、と溜め息をつきながら遊戯が入ってくる。
そして…
「やっ!どーもー!」
明るく入ってきた人物に、控え室はザワリ。
緋色は驚いて固まり、パクパクと鯉のように口を開け閉じしている。
そしてその人物が緋色に気付いて、ニヤッと笑う。
「さっきはドーモ。挫いた少年」
聞いてないよ
いや…聞くハズは無いんだけど
だって
まさか…
さっき声かけてくれた人が『ダイヤ』のメンバーだなんて!!!
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