プロローグ

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もともと幼い頃より両親は共稼ぎで、あまり家に居なかったので寂しさはあまり感じない。 親戚からは家に来ないかと誘われたが、一人で居る方が気楽でいいので断った。 幸いな事に世間一般より、裕福な家だったので今後の生活には贅沢さえしなければ大丈夫だろう。 両親の遺産と保険金を相続し、現在は遺産である小さなマンションのオーナーとしてその一室に暮らしている。 家事全般はこなせるから問題もない、しいてあるなら…朝起こしてくれる人が側に居ないくらいだろう。
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