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「それにね、思ってる程面白い所じゃないよ?」
嘘だけどね。
友達が居れば楽しいし、授業だってぶっ通しじゃない。
休み時間に寝れば良いだけ。
でもこいつを外に出す訳には…。
「もういい…。」
あ゙…。
怒った…ていうか拗ねた。
ああなったら一時は部屋に篭っちゃうんだよな…。
ま、いっか!
「グスッ…ぅっ…」
…???????!!!!!
な…泣いてる?
「実稜は俺が嫌いなんだ…ぅっグスッ…」
えっ…えっ…
マジで?(汗)
どうしよう…
「シャ…シャロン?
俺はその…ぁう…」
オロオロしながらシャロンの背を撫でどうしようと目を白黒させてるとふっと抱き着かれた。
「ねぇ学校行って良い?そしたらもぅ泣かないから」
「ぅ゙…良いよ…」
泣かないと言う言葉に釣られて頭を縦に振る。
ちゅっと額で軽い音がして奴が離れた。
お前あれ演技か…?
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