ねこネコ子猫

7/16
前へ
/64ページ
次へ
学校に着く前に手は離しばらばらに行くことにした。 あいつは不満気だったけど仕方ない。 見られたら大変な事になる。 教室に入り、適当にそこらにいる輪に混ざっていく。 「おっはぁみ~ちゃん」 甘ったるい声で俺に喋り掛けたのは同じクラスのかなちゃん。 ちっちゃくて可愛い割にドが付く程のSだ。 「おはよかなちゃん」 「むふ~相変わらず可愛いね我が妹よ♪」 可愛いにも妹にも文句あり。 「可愛いって言うのはかなちゃんみたいな子を言うんだろ?」 「私は綺麗。み~ちゃんが可愛い」 変な理屈を構成させたちっちゃいのを殴り飛ばしたい気分。 けど後で数倍返しが怖いから頭の中ですることにした。 .
/64ページ

最初のコメントを投稿しよう!

807人が本棚に入れています
本棚に追加