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学校に着く前に手は離しばらばらに行くことにした。
あいつは不満気だったけど仕方ない。
見られたら大変な事になる。
教室に入り、適当にそこらにいる輪に混ざっていく。
「おっはぁみ~ちゃん」
甘ったるい声で俺に喋り掛けたのは同じクラスのかなちゃん。
ちっちゃくて可愛い割にドが付く程のSだ。
「おはよかなちゃん」
「むふ~相変わらず可愛いね我が妹よ♪」
可愛いにも妹にも文句あり。
「可愛いって言うのはかなちゃんみたいな子を言うんだろ?」
「私は綺麗。み~ちゃんが可愛い」
変な理屈を構成させたちっちゃいのを殴り飛ばしたい気分。
けど後で数倍返しが怖いから頭の中ですることにした。
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