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あれから数分…。
一向に離れる気配無し。
度々軽く口づけてはまた顔を俯ける。
もう諦めた俺はキスされようが、強く抱きしめられようが一切抵抗しなかった。
そして気付いた時には日が暮れそうだった。
親が二人とも海外赴任中の俺は風呂から晩飯まで全て自分。
のでそろそろ動かないとやばい
「シャロンさん、そろそろ離れて?」
肩を軽く押すと案外簡単に離れた。
「ごめん、久しぶり過ぎてつい……。」
申し訳なさそうに頭を下げる美少年に俺は罪悪感MAX。
「俺でよければいつでも抱いてやるからな!!」
余りの罪悪感に叫んだ言葉は一歩聞き間違えると誤解を招く物となった。
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