~銀世界への招待状~

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そこには短髪て精悍な顔立ちをした男性が立っていた。 「だね、あれが嵯峨野コンツェルンの若社長の嵯峨野 雄作。今メディアでは注目度ナンバーワンのやり手だね。」   「へぇ~、あんな若いのにこんなデカイ企業をまとめあげたのか。」   「そ、まぁ裏じゃなにやってるかわからないけどね…。」   「ま、どこもそんなものだろ。企業ってのはさ…。」   「やっぱりちょっと違う気がするけど…。」   と、宗太の声をかき消すようにマイクの大音声が響き渡った。
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