~銀世界への招待状~

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宗太は戒を脅かすようにおどろおどろしい形相で話始めた。   「何かね、この地を荒らす者には容赦無く氷付けにして拐って行く~っていう話何だけどさ、近年この雪女を目撃したっていうケースが多発しているらしいんだよね。」   「…ばっかばかしい。んなヤツ本当に居たら目の前に引きずり出して見ろよ!」   ちょっと苛ついたのか口調を強め、一蹴した。   「まったく…本当に戒は怒りっぽいんだからぁ。」   「うっさいぞ宗太!…とりあえず外でて息抜きしようぜ。」   はいはい、と適当に相槌をうちながら外にでた宗太を他所に、戒は雪女の事に一抹の不安を覚えていた。
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