プロローグ→エピローグ

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「じゃあ4つめ。綾里ちゃんのスリーサイズは?」   「待てや、てめぇ!人の娘のトップ・シークレットを何ナチュラルに――」 「上から74・50・75です」 「綾里ちゃん言った!!正樹さんの隠そうとしてたことをいとも簡単に!!」 「もちろん合格です」 「合格とか昂くんはすでに犯罪者の一歩手前だろ!!」 「……誰のスリーサイズが犯罪なんですか?」 「そんなこと言ってない上に怒るのお父さんになの!?」 「ある意味最凶の兄妹ね」 母さんがそう言うと、俺と綾里ちゃんは同時にため息をつく。 「「外野は(お父さん)は黙っ――」」 「「もうそのセリフはいいよ!!」」 ……気を取り直して、次は綾里ちゃんの質問だな。
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