パートナーは男の子です

5/32
前へ
/175ページ
次へ
私にとってはお姉さんってとこかな。 学園には通ってなくて、毎日院の仕事を手伝ってる。 何故孤児になったのかは知らないけど、余計な詮索はしなかった。 大体私達の過去に、良い事はなかったから…。 だから、お互いのことをあまり知らない。 リボンをきゅって結んで最終チェック。 「よし、準備完了♪」 鏡の前で一回転してみる。 見習いのローブがなかなか似合ってた。 時計を見るともう7時30分。 「わっ!?もうこんな時間!」 私は急いでケーキを食べると、髪をくくった。 「じゃあカーン、行ってきます!」
/175ページ

最初のコメントを投稿しよう!

561人が本棚に入れています
本棚に追加