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私にとってはお姉さんってとこかな。
学園には通ってなくて、毎日院の仕事を手伝ってる。
何故孤児になったのかは知らないけど、余計な詮索はしなかった。
大体私達の過去に、良い事はなかったから…。
だから、お互いのことをあまり知らない。
リボンをきゅって結んで最終チェック。
「よし、準備完了♪」
鏡の前で一回転してみる。
見習いのローブがなかなか似合ってた。
時計を見るともう7時30分。
「わっ!?もうこんな時間!」
私は急いでケーキを食べると、髪をくくった。
「じゃあカーン、行ってきます!」
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