君を救うよ

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?「…………ん……」 ?「……………ちゃん…………」 ?「真依子ちゃん!」 真「!! 沙那………。」 沙「何だかずっと寝てるから、起こしづらかったんだからね? それより、ホームルーム始まるから、顔整えなきゃ駄目だよ!」 沙那…。顔整えるって………… ていうか、何で1限がホームルームなわけ? たしか1限は数学だったはず…………。 そんな事を考えてると、担任の先生が入ってきた。 いつも先生は真面目で表情はそれよりも真面目だけど、今日はいつにも増して真面目そうな顔をしてる。 先「おーい、席につけー。 今から重要な話がある。」 そして先生はみんなを席に着かせると、話しを始めた。 その時に横目で有佳の席を見ると空いていた。 先「実はだな、 昨日から八木が行方不明になっているんだ。」 はい? 今、何て…………。 行方不明? まさかぁ……、有佳が行方不明なわけないでしょ………。 先「昨日の晩あたりから行方が分からなくなっていて、近所の人も捜したようだけど、まだ見つからないみたいなんだ。 誰か、この中で昨日八木と一緒に帰った奴居ないか?」 そう言って先生は周りを見渡す。 すると沙那が手を挙げた。
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