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剛夜視点
痛っ………
俺は今冷たい鉄の床に倒れてる。
何でかっていえば……、かれこれ数十分前になる。
剛「ここか……。」
尚「そうみたいですね。」
剛「じゃ、入るか。」
尚「ハイ、入らないと何も始まらないんで。」
俺と尚は、沙那ちゃんを取り戻すために、連れ去った犯人の後を何とか追ってこの古びた倉庫まで来た。
尚はいつもと違うオーラが出て、完全に戦闘体勢バッチリだった。
尚「剛兄?早く入りましょう?」
剛「あ、ああ………。」
俺はこの時、どうしても犯人がアイツだなんて信じる事が出来なかったんだ………
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