君を救うよ

35/56
前へ
/953ページ
次へ
剛夜視点 痛っ……… 俺は今冷たい鉄の床に倒れてる。 何でかっていえば……、かれこれ数十分前になる。 剛「ここか……。」 尚「そうみたいですね。」 剛「じゃ、入るか。」 尚「ハイ、入らないと何も始まらないんで。」 俺と尚は、沙那ちゃんを取り戻すために、連れ去った犯人の後を何とか追ってこの古びた倉庫まで来た。 尚はいつもと違うオーラが出て、完全に戦闘体勢バッチリだった。 尚「剛兄?早く入りましょう?」 剛「あ、ああ………。」 俺はこの時、どうしても犯人がアイツだなんて信じる事が出来なかったんだ………
/953ページ

最初のコメントを投稿しよう!

198人が本棚に入れています
本棚に追加