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でもそんな事をした俺はバカだった。
俺は沙那ちゃん達が心配でしょうがなかったから、大きな箱にもたれ掛かるようにして様子を見ていた。
でも、箱にもたれ掛かってるせいで、箱が前に倒れてしまったんだ。
剛「あっ……!」
もちろん田邉達に見つかってしまった。
剛「ヤバ……
急いで逃げるぞ!」
尚「えっ?!
は、はいっ。」
俺達は全力で走った。でも、すぐに田邉達に追い付かれてしまったんだ。
田「ふふっ、お前らか。生きて帰れないかもよ?」
剛「…はぁ?
何言ってんだよ、たな…」
その時、腹に凄まじい痛みが走った。
そのまま俺は座りこんだ。
尚「だ、大丈夫ですか?剛兄!!」
尚が駆け寄る。
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