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城内に数多く仕掛けられた罠をかわし、迫る魔物を退け、魔王の元へとたどり着く
「よく来たな、勇者よ」
漆黒の衣に身を包み、禍々しい気を身に纏ったこの男こそ魔王
同時に・・・・・・
「世界を救うため、俺に刃向かうか。愚かだな。安息など、訪れんと言うのに・・・・・・」
「御託はいい、さっさと構えろ」
「良いだろう、掛かってこい。俺こそが第156第目魔王、ローラン様だ!!」
高らかにそう宣言すると、魔王の周囲に陣が現れ、異界の魔物たちが現れる
「俺とマクスで雑魚を抑える。レミは大魔法で雑魚を蹴散らしてくれ」
セインの支持を受け、レミは魔法の行使のための詠唱を行う
それと同時に、セインとマクスが魔物を抑える為に前に出る
「万物の根源であり滅びの始まりたる業火よ、その清き眷族よ、顕現せよ」
詠唱を終えると、レミの頭上には、炎の鳥が火の粉を散らしながら羽ばたいている
「焼き尽くせ!」
レミの命に従い、敵を殲滅するために、セイン達が抑えている魔物の元へと飛び込む
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