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「あ‥」
睦月の頬にアイスがついた。
すると姉は顔を近付け、睦月の頬を――
「ね!姉さん!!人前で!!」
「大丈夫‥周りからは恋人同士にしか見えないって‥」
相変わらずな笑顔で丸め込まれる。
睦月はヤレヤレみたいな顔をしたが、顔が真っ赤になっていた。
そんな睦月の表情に満足気な姉。
「フフフ!かわい!」
「あのね‥」
「やっぱり、こうやって睦月とふたりで
いると落ち着くな」
睦月によっかかる姉。
その行為を照れながら受け入れる睦月。
「姉さん、他の星の仕事、頑張りすぎてるんじゃない?
あまり、無茶すると体に毒だよ?」
「ん、そだね‥‥」
少し‥‥寂しそうな顔をする姉。
それをなんとなく感じる睦月‥
姉は睦月の肩に頭を置き、目をつむった。
「姉さん‥」
しばらく‥‥‥そのままの体勢で沈黙する。
和やかな姉弟の雰囲気‥
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