序章・紅い日

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  !! 青い空のなか、なにか『黒い塊』が目の前を横切った。   「あ‥」 刹那、地上は一面、『灼熱の光』に包まれていた。 キノコ雲が上がる。 船内に嘆き声や叫び声が上がる中、 わたしはその『光』をただ見つめていた。  ‥‥なみだは‥‥出なかった。    
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