露→→→→→中

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「離れねーあるよ。いきなりどうしたんあるか?」 我はイウ゛ァンの背中に手を回した。 イウ゛ァンの瞳からポロポロと涙が溢れた。 あぁ、いつまで経っても子供のまま。 全く手の焼ける子供だ。 「君がッ……僕の前から消えるのが怖いんだ……っ…お願いッ……ずっとずっと一緒にいてッ……僕を捨てないでッ…!一人にしないでッ…!」 イウ゛ァンは譫言(うわごと)のように繰り返す。 我は小さく笑みを溢した。 我はきっとイウ゛ァンから離れる事など出来ないのだろう。 それなら我はイウ゛ァンの孤独を、心の穴を埋めてやろうと思った。 ずっと、ずっと。
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