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謎の亡霊あらわる!
自室で昼寝しているとパッ!と閃光が走り思わず跳び起きた
するとそこには赤い鎧を身にまとった武者がいた
「おぬしがわしの子孫か…」
(オレがなんで鎧を?)
そこに現れた武者はあまりに幸弘に似ていた
「あなたは…?」
「何?わからぬのか!情けない…わしは真田幸村だ!」
「えぇ!?あなた幸村公でしたか!失礼しました…ところでなにか?」
「うむ、おぬしの前に出て来たのは他でもない…真田家の歴史を知った以上もはや避けられぬ運命だ」
「はい?何のことですか?」
「戦国乱世に来い!そして戦国歴史並びに真田の歴史を変えて参るのだ!」
「いきなりそんなこと言われても!」
「何も言うな!おぬしなら出来る!待っておるぞ!上田に来い!真田家ゆかりの物があれば念じるのだ!さすれば我らのもとに来れる」
「は、はぁ…」
「ではさらばだ…スッ」
「パッ…ん?夢だったのか?とりあえず親父の書斎に行ってみるかな」
まさかの幸村登場に困惑した幸弘だったが決意は固まっていたのだった
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