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「ばかっ…なにしてんのっ!?」
そう言ったあたしを見た未亜は
顔色悪くて…
呼吸乱れてて…
「ごめん」
それだけ…一言言って
その場に倒れた。
『未亜~。なにしてんの?
立て~』
『コケたっ!?あっはは』
周りは知らない。
未亜のガマンを……。
あたしはしゃがんで
未亜に触れる。
「未亜…っ!?」
未亜は動かない。
乱れていた呼吸が
少しずつ落ち着いていく。
異変に気付いた先生が
未亜に駆け寄る。
「未亜がっ…!」
「岡崎っ!聞こえる?」
「未亜っ」
先生が呼んでも
あたしが呼んでも
未亜は動かない。
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