時渡り

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 ―チリン 「…?」  ―チリン どこからか鈴の音がした 私はその鈴の音に誘われるように 音源地へと向かった 「神社…?」 私の目の前には神社があった 「この辺りに神社ってあったけ…?」  ―チリン 「あっちから…」 もう私には意識が無かったのかもしれない 鈴の音に誘われるままに歩いた だから気付かなかった 神社の周りが光っていたなんて 暫く歩いていると 道が拓けてきた 「うわぁ…」  
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