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「６、いきます」と『神野麻衣』。
「７です」「８」
『くまプ』と『マル金マン』がカードを出す。
「じゃあ、９」
「ほな、ダウト」
「ぐっ……」
「なんや張り合いがいのないゲームでんなぁ……」
真中は退屈だ、というような様子で声を上げる。先ほどから全員がダウトしているものの、真中のカードだけが減り、一人勝ち状態になっているのだ。
「なら、『黄金』さん、僕も負けてばっかりも嫌なんで、ちょっと面白い問題でもやってみませんか？」
そう、負け続けの『海賊皇子』が言った。
「おお、面白そうでんなぁ。それ、どんなんでっか？」
「いや、ちょっとしたクイズなんですが、結構自信ありますよ」
「ほな、いっぺんやってみよか」
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