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心「ぷはぁーっ!…はぁ」
居酒屋では上野を中心に男性陣が何本も重ね呑んでいた。
緑「あんた達ねー…
やけになりすぎっ!」
黄「優樹奈がいないからって呑みすぎだよ~」
スザンナの言葉ではっとした表情になった三人。
自分達が気持ちのバレバレな行動をしてるというのは全く気付いてなかったのだ。
三人はボソボソと何で知ってんの!?と呟くとバレバレじゃんと返され少し放心状態になったがいい機会だと思い再び話し始めた。
心「はぁ~…
俺らどうしたらいいのかな」
緑「どうしたらって告白したらいいじゃない」
恥「それが出来ないから苦労してるんだよ…」
黄「結果がどうとかよりもまず気持ち伝えなよ?」
羞「…」
緑「…もぉ~っ!
優樹奈が好きなんでしょ?
なら伝えればいいじゃない。
つべこべ悩んでる暇あるならまずそれを言いなさいよ!」
黄「麻衣ちゃんかっこいい♪
その通りだよ!!伝えなきゃ何も変わらないでしょぉ?」
ヘタレな彼らよりも男らしい里谷やスザンナに少し圧倒されたが、その分決心が付いた。
悩んだって何も変わらないのだ。
それなら結果はどうであれ伝える事が大事。
三人は今更であるがやっと気づいた。
心「麻衣、スザンナありがとな。」
恥「僕達頑張ってみます」
羞「明日、言うよ。な?雄介、直紀」
心恥「「はいっ」」
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