七夕の雨
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大木は慰めも励ましもしなかったけれど、ベンチを立つこともしなかった。 人見知りの激しい翼が大木にはなついていた理由が、わかった気がした。 「翼、いいお兄さんができたみたいでよかった」 「お兄さんならいいですけど。年的には、お父さんかもしれないですよ」 「……」 大木はちょっと笑った。けれど、私は笑えなかった。 .
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