10人が本棚に入れています
本棚に追加
先輩絶対の世界で生きてきた私には、1歳でも年上だと敬語で「はい」としか返事が出来なかった
そんな真面目な子が気になったのか
いかにも軟派な山野さんが、私に話し掛けてきた
構えている私とは、なかなか会話にもならない
そのうち小判鮫のようにくっついている矢部さんが、山野さんからと言って手紙を渡し、定時後、本社ビルの前の車で待っていると、言付けを告げられた
メルアドを強引に聞いて帰っていった
その日は無視して帰って行ったら
メールが3件も入っていた
最初のコメントを投稿しよう!