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「秋はさぁ
恋とかしないの?」
ある日いきなり友達が聞いてきた…
「しませんよぉ」
でも私はその話しを軽く流す。
「絶対恋した方がいいのにぃ…」
しつこく言ってきたので
「鈴は桜太君大好きだものね♪」
とからかう。
「……………っ///」
この顔を赤くしているかわいい女の子は
香山 鈴*カヤマ スズ。
私とは小学校からのつき合いで、親友である。
ちなみにここはとあるファーストフード店。
私と鈴は向かい合って座っている。
「私は男の子と恋なんて興味ないから」
秋はそんな事をいいながら自分のジュースを飲む。
「秋モテるのに……
もったいない……」
口を尖らせながら言う鈴。
「鈴はまず人の事言う前に自分の事を考えなさい!」
鈴はニヤッとすると
「…………秋ちゃんお母さんみたい♪」
と言った、その瞬間。
ぺちっ!
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