*snow*

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真っ暗な夜空から、ヒラリヒラリと白いものが降ってきた… 「雪だ……」 秋は話す相手もいないため 空から降る雪にくぎづけになった。 そんな時 「あのぅ……」 ビクッ!!!? 雪に見入っていた秋に、いきなり一人の少年が話しかけてきた。 秋がびっくりしているのに気付いた少年は 「あっ!いきなりすみません!!!」 と深々と頭を下げてきた。 「いえっ…気にしないで下さい ところで私に何か…?」 秋は用件を聞く。 「えっと…ですね… あのぅ……ごにょごにょ……///」 少年は恥ずかしそうに何か言っている。 秋にはうまく聞き取れず、もう一度尋ねる。 「あの……今何て……?」 「……なた……き…す…///」 「えっ…?」 .
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