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「まぁ…これ以上旭に迷惑かけないように、彼女と真剣に話し合ったんだ。
だから、俺はもぅ旭に頼らない。」
当たり前だ…。お前ら、大人だろ?
高校生にツラい思いをさせるなよ…。
「旭が新しい恋ができないのも俺等のせいだからな。」
俺は科学準備室を出た。
もぅ芦屋の話を聞いてられなくなった。
殴りたくて仕方がない。
あのまま部屋にいたら、ボコボコに殴ってる。
旭ちゃんが悲しむ…。
「遊馬。何怖い顔してるの?」
旭ちゃん…なんでここに?
「帰って来ないから、面倒なことでもしてるんじゃないかって…。大丈夫?」
旭ちゃん…
俺は旭ちゃんを抱きしめた。
「ちょっ…遊馬!」
「旭ちゃん…頑張っていたんだね。もぅ…一人で頑張らないで?」
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