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「おっ…お前だって彼女とかいただろ？何で旭ちゃんはお前だけなんだよ!!」
「うーん…何度か諦めるようとはしたらしいよ？
でも、俺以上の男いないんじゃない？」
くっ…なんだ！
この言い方!?爽やかな笑顔!?
くっそー完全に無理って言われてるみたいだぁぁぁぁ!!!!
「俺、負けないからなぁぁぁぁぁぁ!!!」
俺は人差し指を芦屋に向け、化学準備室を出た。
悔しいけど、それしか言えない。
まだ、何も出来ない。
旭ちゃん……
俺、絶対諦めないから！
「ｸｽｯ。彼なら旭は大丈夫かな。
…頑張れよ…仲里…」
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