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「ほら立てよっ!!警察行くぞっ!」
俺は土下座をしたままの増田の腕を掴み立たせようとした。
もちろん、警察につれていくため…
増田も観念した様子だった。
「待ってっ!」
呼び止めたのは旭ちゃん…
どうしたの?
「警察は…いいよ。学校にも言わない。」
「え?なんで?だって、こいつ…」
「いいのっ!!」
旭ちゃん…?
なんで?
「おおごとにはしたくないの…私も学校に通いにくくなるし…」
「旭ちゃん…」
「ただし、もぅこんなことしないって誓約書書いてっ!!」
「は…はい…」
増田は旭ちゃんに言われるまま誓約書を書いた。
確かに警察や学校に言ったら、旭ちゃん…いろいろ言われるかも…そこまで考えていなかった。
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