高校生活3ヶ月

26/30
前へ
/130ページ
次へ
「ほら立てよっ!!警察行くぞっ!」 俺は土下座をしたままの増田の腕を掴み立たせようとした。 もちろん、警察につれていくため… 増田も観念した様子だった。 「待ってっ!」 呼び止めたのは旭ちゃん… どうしたの? 「警察は…いいよ。学校にも言わない。」 「え?なんで?だって、こいつ…」 「いいのっ!!」 旭ちゃん…? なんで? 「おおごとにはしたくないの…私も学校に通いにくくなるし…」 「旭ちゃん…」 「ただし、もぅこんなことしないって誓約書書いてっ!!」 「は…はい…」 増田は旭ちゃんに言われるまま誓約書を書いた。 確かに警察や学校に言ったら、旭ちゃん…いろいろ言われるかも…そこまで考えていなかった。 .
/130ページ

最初のコメントを投稿しよう!

133人が本棚に入れています
本棚に追加