1・蛍、サバゲと出会うの巻

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 その日の夜、蛍は高校の時の同級生である進藤裕也に電話をした。  「というわけなの。すっごく面白そうだったの」  「それってサバゲだろ?」  「そうそう、裕也君高校の時やってたでしょ」  「ああ、今はチームも解散してブランクはあるけどな」  それから蛍は裕也とガンショップに行く約束をして床に着いた。  (早く明日にならないかなぁ……)  頭の中は昼間見たサバゲのことでいっぱいだった。 銃を手にフィールドを駆け回る自分を想像し、早くやりたくてウズウズしてなかなか蛍は寝付けなかった。
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