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「そうだね、やってみないことにはわからないもんね」
「そうそう、でも試射はともかくゲームは急にはな……」
「裕也君のチームは?」
「……昨日電話で解散してるっていっただろ」
二人とも沈黙してしまい、見かねた店長が助け舟を出した。
「それなら、週末に知り合いのチームがゲームをやるから参加してみたらどうだ?」
裕也が驚いて顔を上げる。
「いいんですか?」
「向こうには俺から話しとくよ。銃や装備は貸せるし、その子は汚れてもいい格好してけば大丈夫だろう」
店長の好意に二人は甘える事にした。
「ありがとうございます!!」
店長は豪快に笑いながら、「週末までにマナー等教えるように」と裕也にいって仕事へと戻った。
こうして蛍はサバゲを体験する機会を手に入れたのであった。
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