6人が本棚に入れています
本棚に追加
1人目:北河 笹子。
理沙の友達にして私の子分A。
「笹子ー、今ヒマだよね?どうせベッドに転がってマンガ読んでんでしょ?」
『何で分かったの!?テレパシー!?』
「そう、それ。とにかくヒマなら公園においで、動きやすい格好でね」
『うん!すぐ行くね!』
この子は警戒心よりも好奇心が強いんだね。
少しくらいためらってもおかしくないのに、なんて気持ちいい返事をしてくれるんだか。
さすが子分A。
2人目:早川 沙希
私の最高の親友。
「沙希、今日ってヒマ?」
『………とりあえず何をするかを聞いてから答えたいんだけど』
さすがに沙希は簡単には了承してくれそうにないかな…。
「缶蹴りがしたいんス、みんなで」
ここはストレートに闘ってみるしかないよ!
さぁ、沙希よ、このストレートをどうやってかわすんだい!?
『へぇ…急にどうしたの?』
お、すぐに拒否らなかった。
「いやー、ウチの若いもんがだらけてたからこれは缶蹴りしかないかな~って…」
『………嘘でしょ?正直に言ってみなさい、そしたら行ってあげるから』
うぅ…。
鋭い。
最初のコメントを投稿しよう!