~遥かなる君へ~

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願い……? 「何だ?俺に出来る事ならな。」 俺がそう言うと彼女はニッコリと微笑んだ。 「ならよかった!難しい事じゃないから!」 難しくないって……自分ではそう思っても、判断するのは俺だけどな。 「今日だけでいいから、学校まで一緒に行って欲しいんだ。駄目かな?」 「そんな事か……別に構わないさ……行く場所は同じだからな。」 「よかった!さすがにあんな事あった後だとちょっと一人は怖いから……」 だろうな……下手したら襲われる可能性もあったからな。 まぁ手遅れにならなくてよかった。
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