章しょうじ

4/4
前へ
/16ページ
次へ
沈黙が続く。何と言っていいかわからず、ただ隣に座っている妻を見るのがつらい。 「俺、寝るよ。」 「寝るの?じゃあ帰るね。何か欲しいものあったら言ってね。」 妻も気付いたのだろう、そう言って、すぐに部屋から出ていく。けれど寂しそうに。
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加