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「それで……村に帰るために魔王を倒す旅が始まったんだ」
そして今に至ってる訳だが……
「そこらへんの記憶はハッキりシテるみたイですネ」
「じゃあ、俺達を仲間にした時のことは思い出したか?」
「いや……まったくってか絶対仲間にしてないと思うんだが……」
仲間を作りたくなかった訳ではない。
だが、仲間に、他人に迷惑をかけるのが嫌だから作ることはなかったのだ。
「じゃあとりあエズ私を仲間にシタ時の話をしまスから思い出シテ下さいヨ」
そういって仲間を自称する奴らの中の一人が前にでる。
黒い肌に黒い修道服のようなものを着た彼は語りだした。
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