俺たち街道踊り子（かいどうダンサー）上巻

ﾔﾝｷｰﾃﾞﾋﾞｭｰ✨

暗闇の公園からなにやら赤い服の集団がいる。

頭に赤いﾊﾞﾝﾀﾞﾅや腰に赤いﾊﾞﾝﾀﾞﾅ．．．

その近くにはﾏｸﾞﾅやｼﾞｬｽﾞやｽﾃｨｰﾄﾞやﾄﾞﾗｯｸﾞｽﾀｰなど暴走族とは違う改造がしてある原付や単車が止まってあった。

『桂木先輩ちわっす😁✨今日後輩つれてきましたわ😁✨』

鮫島さんが赤い服の集団の一人に声をかけた。

『鮫島さんこんばんわっす😁(笑)』

『鮫ちゃんこんこん😁』

赤い服装の集団の奴らが鮫島さんに次々と挨拶する。

『鮫ちゃんようきたな😁(笑)その坊やはうちにはいるんか？😁』

鮫島さんが挨拶した赤い服の集団の桂木先輩と言うリーダーっぽい人が話かけてきた。

『こいつギャングやるか暴走族やるかまだ決めてないらしいんすわ😁ほんで今日は見せにつれてきたんすよ😁』

俺はぺこりと頭を下げた。