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紫鬼達の
『能力を打ち消す程度の能力』
は、霊夢が腕を掴んで飛び立とうとしたために、自らを守ろうと能力が覚醒。つまりは自己防衛。
他人に迷惑をかける自己防衛。
しかし、これは霊夢達がそう考えているだけであって、実際は紫鬼生まれついての能力である。
ただし、あくまでも他人の能力だけを打ち消す程度で、弾幕を打ち消すなどは不可能(弾幕などが能力によるものの場合は打ち消せる)。
そして、この能力は自分の弾幕、打撃など全てに作用する。
弱点としては、『能力コピー』関連の能力が上げられる。
相手が紫鬼達の打ち消す能力をコピーして使用した場合、コピーした紫鬼の能力と紫鬼自身の能力は互いに打ち消しあい、『能力が無い』状態に陥る。
そんな状態で相手がコピーした他の能力を併用されてしまっては元も子もない。
しかし、それ以外に関しては圧倒的に有利になることうけあいである。
因みに、紫鬼と素戔嗚尊の二人が揃った場合、例え相手が打ち消す能力をコピーして紫鬼の能力と打ち消しあったとしても、素戔嗚尊の打ち消す能力が働く。
それは何故か。
簡単に打ち消す程度の能力を説明すると、
これは相手の能力に対して、同等の逆の力をぶつけるということである。
つまり
1+(-1)=0
ということ。
相手の能力を酸性やアルカリ性の液体に例えるならば、
酸性ならばアルカリ性を、
アルカリ性ならば酸性を丁度中性になるように紫鬼の体から無意識にその液体を相手に注いでいる状態になる。
故に、例え相手が紫鬼の能力を上の説明のように打ち消しあっていたら、2つ目にくる打ち消しの能力に対応仕切れないので、素戔嗚尊の打ち消す能力が必然的に相手の他の能力を打ち消してしまうから。
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