第2話

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  『それは…』 「それは?」 『私は…‥h「紫苑ちゃん」   華香が優しく私の名前を呼ぶ。   『あ…‥』 「「??」」   和と誠が不思議そうに私の顔を覗く。     そうだよ...言わなくたっていいんだ。   『‥‥あのね!世界遺産だから!』 「「はぁ?」」 『華香は私の大切な世界遺産なの!! だから、相手がMyエンジェル和でも華香に触れることは許さないの!!』 「いや、そういう意味で聞いたんじゃないんだ(汗) それに、僕は紫苑ちゃん派だから(微笑)」   え...今、和なんて??!   『やだ!和は(笑) そんなこと言ったって、今日私のお弁当の中に入ってる和の大好物"アサリの佃煮"はあげないんだからね~♪(笑)』   「(和ってアサリの佃煮が好きなんだ…ってあいつさりげなく告ったな‥)」   「へぇ~和くんって佃煮が好きなんだね(微笑)」   「…‥あはは(苦笑/紫苑ちゃんって、自分のことになると鈍いんだ… しかし、僕の大好物どこで知ったんだ??)」       .
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