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広がり
2ちゃんねる 内においてエロゲー板 を中心に露出を重ね、ほどなくして2005年 のニュー速VIP板 での流行などを経て既成事実的に定着していった。さらに、単純な四文字言葉であるための用便の気軽さと「勘違いしないでよね!」などのわかりやすいフレーズとともに各方面に広まり、それに従って「ツンデレ」という言葉を用いる対象(範囲)も以下のように広義に拡大していった。
個人の性格や恋愛関係そのもの、それらを含む場面や出来事全体をも指して言うようになった。
ツンデレ=二次元女性キャラであったものが、実在の女性のみならず、男性キャラや同性愛 、九州男児など実在の人物や分類に対して使用されることが多くなった。
広く動物・事物の振る舞いも含め、猫が勝手気ままに行動する、機械が大事なところで故障するといった例をツンデレと表現するなどが挙げられる。アニメ・ゲーム制作者側がツンデレを積極的にアピールする事例も増え、『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ! 』(2006年 )ではツンデレがギャグ として用いられている。
バトル作品において、主人公がピンチに陥った際「後で自分が主人公を倒すためだ」という理由で颯爽と助けに現れるライバルキャラの事もツンデレと呼ばれる事がある(『ドラゴンボール 』のベジータ 等)
パワプロクンポケットシリーズ (8以降)ではこういったキャラが登場しており、こういったキャラの登場のために購入する人もいる。若年層にも広がりを見せている。上記の理由でファンの一部でギャルゲー と呼ばれている。(8では雪白冬子、9では霧生夏菜、10では天月五十鈴、神条紫杏)
ツンデレを説明する言葉に、「人前ではツンツン、二人きりになるとデレデレ」というものがある。ツンデレが普及した今ではこれは最近広まった間違った解釈だと言われることもある。しかし、少なくともこの解釈は2002年に2ちゃんねるエロゲー板にツンデレスレが立った際に与えられていた説明なので、最近広まったというのは間違いである。
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