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浅井凌はニヤケ顔で二階に上がると、そのまま部屋に閉じこもった。
いつもなら、音楽を聴いたり、漫画を読んだり、テレビを見たり、ギターに触ったりして暇を潰すのだが、今日はそのどれ一つとして、する気になれなかった。
そんなことより、彼女が出来たのである。
それも憧れだったアノ柊未奈だ。
セックスしないと言われたが、付き合ってればそのうちセックスをする日も来るだろう。
セックスの前にキスもするだろうし、キスの前には手を繋ぐんだ。
それって順序が逆だよ? なんて読者の疑問も今の彼には届かないのである。
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