伝説の魔法使いライ

第３章 海へ

おもむろにアランが円を書き出した。
ライはそれを見ていた。
アランは、中に〈呪文〉のような文字を書き出した。そして手を円の近くに置くと小さな声で〈呪文〉を唱えた青白い光りが円からでてきた。
一瞬目の前が真っ白になると、円の中に見た事のないゆうな『生き物』がいた。
アランが〈呪文〉を唱えた。
そうすると近くにあった箱の中にすっと吸い込まれた。
ライは目の前の様子を見てあ然としていた。