朝ご飯

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敏明が下に降りて行くと何時もとは違う美味しそうな匂いが漂ってきた。 がちゃ… 「あ。降りて来てくださったんですか?!」 嬉しそうに笑う早由里。そんな早由里に向って 「降りるもなにも2階からじゃ出勤出来ないだろ?」 早由里の顔も見ないで冷たく言い放つ敏明。 言われてた途端今までの嘘の様に消えた。 「そ、そうですよね…。すみません。勘違いして。」 消えそうで泣きそうな声で謝った。
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