朝ご飯:敏明side

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敏明は歯を磨きながら、今日の朝ご飯について考えていた。 「(美味かった。)」 それ以外のなにものでもなかった。 確かに早由里は料理が上手い。 財閥の一人娘で、周りには沢山使用人がいるはずだ。 敏明は家事は全く出来ないと思っていた。 まぁ、政略結婚で結婚した相手が意外に家事も出来たということで特に損はない。 「(…どうすっかなぁ…)」
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