敏明side

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こいつは植畑大智。 俺の秘書であり、昔からの親友…つーか悪友。 俺が今の役職にいるのもこいつのお陰…。 「てかさ。会わせろよ。」 思い出したように言う大智。 「は?めんどくさい。いつものように来れば?」 煙草に火を点けながらめんどくさそうに答える敏明。 「なら今日行く。料理美味いならどんなやつでも許す。」 大智の目は輝かやいていた。 「だからデブって言われるんだよ。」 ぐさりと一言。 「デブじゃねぇって!」 「はいはい。」 敏明にとっていつもと何ら変わりのない朝だった。
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