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取り合えず 内職ではどうにも 生活がしていけないので 私は勤めに出る事にした
しかし 中々 仕事がみつからず 悩んでいた 矢先に奴が久しぶりに帰って来た
¨生活して行けないから私は 昼間 働く事にしたから¨
と 私は奴に言った
¨仕事するとかいって仕事場で 男あさりでも するつもりじゃねぇのか¨
と私を 箪笥のところまで追い込む と 私の 右手を掴み 親指を反対側に 反らした
ボキッ!
¨ギャァーァァァ!¨
私の 右手の親指が折れた
¨手が使えなければ 仕事もできないな¨
奴はそのまま 又 姿を消した
私は 奴の叔父さんに車を借りて 片手で 痛みを堪えていつもの病院へ向かった
¨また やられたの¨
と 主治医が哀れそうに私を見つめている
私は笑うしかなかった
手にはキブスが巻かれた
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