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¨お前なんか 出て行け 2度と 戻ってくるなぁ¨と 包丁が刺さったまま 血を流しながら 私は叫んだ
奴は 呆気にとられ 流れる血を 眺めながら
¨お前 頭 おかしんじゃねぇか 俺がやったんじゃねぇからな¨
と言って 家から飛び出して行った
私は 足の痛みを感じて その場に 倒れ込んだ
包丁を抜き バスタオルで 止血をした
みき が 泣きながら戻ってきた
¨じーちゃんもばーちゃんも 来てくれない いじるだ¨
と 泣きじゃくっている 私は みき を 抱き締め
¨ありがと ママの為に 助けを呼びに行ってくれて
じーちゃんも ばーちゃんも 来てくれなくても みきが ママを思ってくれたその気持ちが うれしいよ¨
と言って 私は 泣いてしまった
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