決着

10/18
前へ
/77ページ
次へ
結局 私でも中の状況が分からないと分かると 山川は 弁護士を入れると言い出し 弁護士を入れた その後 弁護士とのやりとりをさせられ 調書を貰った 調書を山川に見せると 自分の身柄が危ないと 分かり 奴らは 逃げた それから約2ヶ月 裁判だなんだと時間が過ぎた その間 私は仕事中に着替や差し入れを持って 週に1度 警察に行った 奴は私が来るのをとても楽しみにしていて 嬉しそうに笑っていた  結局 奴には私しかいないのか そう 思うと 奴が可愛そうだった 判決が言い渡される日 私は仕事を休み 裁判所に向かった
/77ページ

最初のコメントを投稿しよう!

236人が本棚に入れています
本棚に追加