決着

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みきに この記憶を残したくない ¨すみません 子供だけでも 席を 外してもいいですか?¨ ¨そうですね どうぞ¨ 私は みきを 母家に連れて行った 母家には 奴のお姉さんが居たので 簡単に事情を話して みき を 預けた 外には 20人ぐらいの警官と 3匹の警察犬がいた 凄い事になってる 私は こんな状況はテレビでしか見たことが無いので怖くなってしまった 奴は どうなってしまうのだろう 束の間ではあったが ここ約1ヶ月 まともなになった奴が 居たのに 奴は外で 警官と話していた 私は中に入ると ¨当分 帰ってこれないから 少し 多目に着替を用意してあげて ください¨ と 警官に言われた 私は 涙が止まらなくなった 私が 相談したばっかりに 真面目になろうと努力をはじめた奴を また 孤独な 牢やに戻してしまう どんな奴でも みきには 一人しかいない 父親だ また 居なくなる 私は 涙が止まらなくなった
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