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私は 着替を用意して 外で奴と話をしいる警官に渡してから 奴に
¨頑張ってね 行ってらっしゃい¨
と言うと
¨すぐに 戻るから心配するな みき の事 頼んだぞ¨
いつになく優しい言葉に私は涙が溢れて止まらなくなった
¨うん¨
¨泣くなよ 大丈夫だからもぅ何もないからすぐに帰るよ¨
奴は何も知らずに しかも妻に売られたとも知らずに最後まで私を信じて
奴は行ってしまった
車に乗せられ 行ってしまった
私は 車が見えなくなるまで その場に立ち尽して泣いた
¨ごめんね 真一 ごめんね¨
すると 後ろからそっと
¨まだ 書いて貰わないといけない書類があるので部屋に戻ってもらっていいですか¨
と 言われ 家に戻った
色々な書類にサインをしながら 私は泣き続けてしまった 涙が止まらなかった
¨これから しばらく一人で大変だけど お嬢ちゃんと 頑張って 生きていきなさい¨
と 最後に 警官が言って帰って行った
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